工業機器の欠損を立体補修
カンメタのコールドスプレー技術

修復不可能と諦めていた損傷、減肉、摩耗部も、コールドスプレーであれば「立体復元補修」が可能です。
国内で唯一、現地施工に対応し、高価・移動困難な工業機器等の欠損もその場で修復いたします。

施工効果

実績データ

米国では
米軍・大手航空機メーカー・原子力関連企業が採用

国内初導入の装置

トップクラスの性能

技術顧問紹介

このたびカンメタエンジニアリング株式会社の技術顧問に就任いたしました、東北大学の小川和洋と申します。

修士課程を修了した1991年から約5年間、ある民間企業にてプラズマ溶射を用いた超伝導磁気シールドの開発に携わり、これを機に溶射との長い付き合いが始まりました。その後、東北大学に助手として勤務するようになった頃、固相成膜技術であるコールドスプレー法と出会い、2001年から現在に至るまで、コールドスプレーによる成膜や得られた皮膜の強度評価・経年劣化評価、さらには異種材料成膜などに関する研究を続けております。

コールドスプレー法は、粒子を溶融させることなく大気中で成膜が可能なため、高温酸化や相変態が生じにくい手法です。また、成膜速度が速く厚膜形成が可能など、多くの特長を有しています。そのため、コーティング本来の耐腐食・耐摩耗といった皮膜機能の提供だけでなく、減肉部の肉盛りや穴あき部の補修、さらには積層造形への応用も期待されます。さらに近年では、金属基材上への金属成膜にとどまらず、樹脂やセラミックス粒子を金属基材上に成膜する技術も確立されつつあり、異種材料を組み合わせたマルチマテリアル化への展開が大いに期待されています。

溶射およびコールドスプレーは、まだまだ多くの可能性を秘めた成膜・積層造形技術です。今後も、機能性材料への応用やこれまでにない新たな用途の開拓など、積極的に取り組んでいく所存です。
これまでの経験を生かし、溶射業界全体のお役に立てるよう努力してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

カンメタエンジニアリング株式会社
技術顧問 小川 和洋

カンメタのコールドスプレーが選ばれる理由

高耐食金属の成膜が可能

日本国内でもトップクラスの、超高圧(6.9MPa)による成膜が可能です。
これにより、従来コールドスプレーでは成膜が難しかった高耐食金属(ニッケル合金、ステンレス系、インコネル系、ハステロイ系等)が使用可能です。

また、オリジナルブレンド粉末により、気孔率2%を下回る緻密な皮膜が形成可能です。

国内唯一現地施工可能

カンメタエンジニアリングでは、国内で唯一コールドスプレーを現地施行することが可能です。

現地施工のため施工対象物の大きさに制限がなく、大規模構造物やプラント機器、長尺の品物などにも対応可能です。

手作業での施工も可能なため、複雑な形状の機器もお任せください。

工業機器の立体復元補修は
カンメタエンジニアリングへお任せください

国内トップクラスの性能を誇る革新的コールドスプレー装置と、弊社の70年を超える溶射事業で培った豊富な実績と表面処理ノウハウを掛け合わせることで、革新的な「立体復元補修」技術を提供いたします。

機器の割れや極度の減肉など、従来の溶射技術では対応できない範囲の課題でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。